TPPの参加国一覧!2017年現在はどうなってる?


0182017年現在のTPP参加国は11カ国(下記に一覧記載)です。

この11カ国の間で、交渉が行われています。

以前はアメリカがいたので12カ国だったのですが、トランプ大統領が離脱を表明したので事実上11カ国になっています。

当ブログはあくまで客観的な立場でTPPの交渉を含めたルールを調べてみました。

では、いってみましょう!!

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TPP参加国はどこ?2017年現在を一覧で表示

TPPはもともとは2006年5月にシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの4カ国で始まった経済連携協定が元になっています。

そして、2010年3月からベトナム、ペルー、オーストラリア、アメリカ、同年10月にマレーシアが参加しています。TPPは実質上この9カ国が中心となっています。


なので、この時点で、大まかなルールはすでに決まっています。そして2012年11月から、カナダ、メキシコも正式に加盟を果たし、翌年の2013年3月に日本も正式に参加表明をしています。

017

後から参加した国は、主要9カ国が決めたルールをそのまま受け入れることが参加の条件となります。

ちなみに、アメリカは2017年にトランプ大統領誕生とともにTPPを離脱しています。理由はアメリカの国益にならないから。前大統領のオバマさんと考え方が全く違うということです。


年表にしてみたので、こちらをご覧下さい。

<2006年>

  • シンガポール
  • ブルネイ
  • チリ
  • ニュージーランド

<2010年>

  • ベトナム
  • ペルー
  • オーストラリア
  • アメリカ
  • マレーシア

<2012>

  • カナダ
  • メキシコ

<2013>

  • 日本

<2017>

  • アメリカ離脱


なぜアメリカはTPPを離脱したのか?

なぜアメリカはTPPを離脱したのか?

TPPを離脱したトランプ大統領
引用元:ウィキペディア

2017年1月20日、アメリカにトランプ政権が誕生しました。このトランプ大統領ですが、就任とともになんとTPP離脱を表明

TPPといえば、それまでオバマ政権のもとアメリカ主導で行われてきたので、アメリカの離脱は参加国に衝撃を与えました。


でもなぜ、トランプ大統領はTPP離脱を表明したのでしょうか?

少し難しい話になるけど、何とかしてついてきて下さいね^^

実は、今の世界は(特に先進国の間では)グローバル化が非常に進んでいます。グローバル化とは国と国の垣根をなくすこと。

そのグローバル化が進みすぎて、特にアメリカではお金持ちのもとにしかお金が集まらなくなってきてたんです。

つまり、お金持ちはより裕福に、貧乏人はさらに貧乏に。これがグローバル化が進むということなんです。

だから、これ以上グローバル化をさせてはいけないとトランプ大統領は考えたんですね!

TPPはグローバル化そのものです。国と国との関税をなくして貿易をするということなので、今まであった垣根が無くなってしまうわけですから。

TPP推進派のオバマ元大統領
引用元:ウィキペディア

ちなみに、オバマ元大統領はトランプ大統領とは真逆で、垣根を取り払ったグローバル化こそがアメリカの利益につながると考えていたようです。事実、オバマ大統領の経済政策は成功していて、アメリカ経済は伸び始めていました。

これは、どちらがいい悪いの話ではなくて、それぞれの考え方の違いです。

ともに、アメリカを愛してる気持ちに変わりはないのですから。アメリカの離脱は日本とその参加国に大打撃を与えましたが・・(笑)。

TPP アメリカ離脱で日本は不利?

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TPPはアメリカ主導で話が進んでいました。世界一の経済大国だからです。その影響力は凄まじいものがありました。そのアメリカが抜けてしまったんです。

そんな中、日本にどんな影響があるのでしょうか?


メリットとしては、以前から問題になっていた「食の安全」が確保されます。それと、アメリカの保険会社が介入してくることがなくなるので、日本の「国民皆健康保険制度」が保たれます。


食の安全に関しては、日本とアメリカの食品に対する検査基準の違いが問題になっていました。

以前も、BSE問題でアメリカの牛肉の輸入を日本がストップしていた時期がありましたが、あれもアメリカ式検索基準の牛肉を日本が受け入れることができなかったからです。一言で言うと、危険だと察知したわけです。

それがTPPが始まると、日本に入ってくるのではと言われていたんです。しかし、アメリカの離脱宣言でその心配もなくなりました。


国民皆健康保険制度に関しても、アメリカは日本と違って医療費がべらんぼうに高かったりします。国民皆健康保険制度自体が存在しないからです。

日本の国民皆健康保険制度はひじょ~~に優秀で、毎月特定の費用を払うだけで、治療代は3割負担で済みます。アメリカはビジネス第一主義なので、日本のこの国民皆健康保険制度がめちゃくちゃになるって言われていたんですね!

しかし、その心配もなくなります。


では、デメリットは?

アメリカが市場規模としてかなり大きいです。自動車産業および電化製品など、日本の輸出産業が受ける恩恵がなくなってしまいます。

もちろん、他の参加国もいるので一概にダメだとは言えないですが、市場としてのアメリカは偉大なんですね!国の広さが違えば、人工の数だって違うわけですから。


あとは、著作権に関する基準が日本はユルイです。逆にアメリカは厳しいので、TPPで貿易が活性化されると日本も強制的に著作権の基準も上げるしかありませんでした。

そのアメリカが離脱してしまうと、日本は従来のままということになってしまいます。



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TPP 他の参加国との交渉はどうなる?

TPPはこちらの記事で、「比較優位の原理」がもとになって発祥したと書きました。
   ↓  ↓  ↓



では、実際他の参加国はどのような得意分野をもっているのでしょうか?こちらをご覧下さい。

  • チリ→鉱物資源
  • ニュージーランド→乳製品・木材
  • シンガポール→工業 
  • ブルネイ→石油・天然ガス
  • ベトナム→繊維アパレル産業
  • ペルー→鉱物資源・石油・天然ガス
  • オーストラリア→牛肉・小麦
  • マレーシア→天然ガス・電子部品
  • カナダ→豚肉・木材
  • メキシコ→豚肉・鉱物資源
  • 日本→製造業・IT産業・エネルギー産業



ちなみに、アメリカは「穀物・牛豚肉・コメ」でしたが、離脱して、戻ってくる気は今のところなさそうなので省いておきました。

こうしてみると、ニュージーランド・オーストラリアは農業が得意で、ブルネイ・ペルーは資源が豊富にあり、日本とかシンガポールは製造業を得意していることが解ります。

ちなみに、オーストラリアは乾燥地帯なので、深刻な水不足に喘いでいます。現在は農作物が豊富で自国での自給率は高いのですが、このまま人口が増えると水不足から自給率が低下してしまいます。それを見越してのTPP参加なわけです。

もちろん、得意としているのは1つの産業だけではないので、いろんな要素が絡み合ってきます。

しかし、大まかな得意分野を知るだけでも、TPPの大枠が見えてきますよね!


2017年 TPPは現在どうすすんでいるのか?

最も波紋を呼んだ出来事は、やはり2017年初頭のアメリカの離脱です。

せっかく取り決めたことが白紙に戻ったので、改めてやり直す必要が出来たのです。



実際、同年11月には、全21項目のうちアメリカが絡んでいた20項目を凍結。そして2019年の発効に向けて各国で大筋合意がなされました。

ですが、ベトナム・マレーシア・ペルー・チリはアメリカ抜きで話を進めることに慎重になっていて、
日本がアジア勢、オーストラリアが南米勢を説得することで、ここまで持ってくることが出来ました。

これが発効されれば、TPPはGDPで世界の12.9%、貿易額で14.9%を占めるメガ級の協定となります。


しかし、その後カナダがこの合意に難色を示しています。理由はまだ明確ではありません。

もしかすると、カナダを除く10カ国でTPPが発効される可能性もあります。


では、本日は以上です。
ありがとうございました!!


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14件のコメント

  • NACCHii

    TPPのところを読ませていただきました。
    とてもわかりやすくて、勉強になりました。
    私は十代なので、あまりTPPなどという世界が関連してくることは関心自体なかったのですが、実際にTPPの目的や内容などを知ったらやはり、年齢関係なく自分たちに関わることなのだと再認識しました。

    私ははじめはTPP反対派でしたがこれらのことを読んで、賛成派になりました。
    世界がよりよい方向にすすめるように話し合いをして欲しいと思います。
    また、TPPによっておこる国内の問題解決についてもきちんと対処して欲しいと考えます。

  • チャーリー

    わかりやすいですね、勉強になりました。

    ところで、このTPPに関する三つの記事、経済というカテゴリーを新たに作りませんか。
    探すのに苦労しましたので。

    • 管理人

      ありがとうございます^^

      経済のカテゴリーを早速作りたいと思います。

  • オバマア

    陰謀でしょ
    フラマン代表の態度を見ていると第二次世界大戦勃発の
    きっかけとなった状況と似ている。
    つまりアメリカは譲歩無し前提で交渉の席に着くパターン

  • 匿名

    TPPについてまた知識が増えました。
    これからもわかりやすい説明をお願いします。

  • 匿名

    賛成派でしょう。

    よく、言い切れますね。
    実際カナダとアメリカがFTAを調印して、すぐにヤイターがどう言ったかご存知ですか?

    調印後、20分しかたっていない会見で、カナダ政府は、FTAの内容を完全には把握していないだろう。

    今後二十年間で、カナダの企業の多くが、アメリカ資本になるだろうと言ったのご存知ですか?

    米韓FTAで、韓国がどうなっているかご存知ですか?

    TPPは、米韓FTAのハイレベル(日本にとって悪い)なやつを行う。
    内容を知りたければ、米韓FTAを参考にしてくれ。
    そう言った発言をご存知ですか?

    韓国、日本では皆保険ですが、三年以内に解体。ソウルには、すでに全個室600室の大病院まで建てられていますよ。

    医療保険会社も乗り込み済みです。

    銀行もウリ銀行以外は、アメリカ資本になっていますよ。

    いい加減なことを言い切るのは、やめるべきです。
    あほらしくて、ここでやめておきます。

  • かつ

    勉強になりました。

  • かずやん

    TPPは、一国では作れない経済圏を構築するのが大名目。

    交渉の目的は、大義名分としては参加する各国全体が、他の経済圏との競争力を高めることが目的で、その経済圏の中で各国が何を担うかを話し合う交渉が進められてきました。

    話し合いの結果出た結論は、参加国それぞれが、自国内の産業に対して変革を課することになるので、もちろん日本国内でも各産業にとって良い面もあれば悪い面もあります。

    ある業界にとっては、今までしてきた産業活動を縮小して、失業=>仕事替えしなければならないこともあるでしょう。
    それは世の常です。
    同じ仕事をしていればずっと食べていけるなんて保証は元々無いのです。

    最初に書いた大名目である、「参加国で作り上げる強い経済圏を作るため」を1事業者の感覚で考える方がおかしいと思います。

  • 匿名

    トランス脂肪酸の件は摂取量が問題であって、日本人がマックフライポテトをたまに食べるくらいなら問題ないンダヨ
    アメリカ人並みの食生活をしていたらやばいけどね

  • 匿名

    TPP賛成派です。
    アメリカに飲み込まれる心配をしている人がいますがTPPは貿易協定だけではありません。
    投資協定なのです。
    「自由に」投資できるっていうのは言い方を変えたら外国の不動産に投資して外人と揉め事になった時に日本の裁判所や政府の機関を通じて問題解決したり損害賠償請求したり出来るってことです。
    今は完全自己責任で現地で解決です。大変厳しいです。ちょっと揉めたらお金没収される心配がある状態です。
    TPPによって日本の銀行が域内に進出したら日本人によるTPP域内投資が活発化するとおもいます。
    このジャパンマネーによって資産バブルが発生しまくります。
    実は日本の個人預金は莫大でみんなチャンスを待ってるから簡単には無駄遣いしないのでなかなか動きません。日本の長期デフレの主要因になってます。
    ところがこのお金はバブルに投資するチャンスを待ってるだけなのでTPPが発効したら必ず動き出します。
    バブル経済はインフラ輸出とセットなので日本はアメリカよりもかなり有利な部分です。
    なんだったら貿易協定は後回しにして投資協定だけでも確定しといてほしいぐらいです。
    なんせ、TPP発効後10~20年は早いもん勝ち状態なのですが現状で即座に外国に出動できる資本力では日本のほうがアメリカよりだいぶ多いです。10倍以上アリます。
    TPP加盟国で対外純債権国って日本だけです。日本のメガバンクが圧倒的に有利です。
    日本企業は現状の不利な状態でも世界で圧勝してるぐらいなので不公平な規制なく自由に商売できたらものすごい能力発揮するとおもいます。
    農業系は外国の企業をM&AしまくってGM作物とか気持ち悪い系の問題や供給不安は解決できるとおもいます。
    農協もちゃっかり莫大な貯金持ってるのでそういうことしまくるとおもいます。農協の資本力だったらオーストラリアの半分以上買えると思います。

  • T.K

    二国間条約のFTAの例を持ち出して多国間条約のTPPを批判するというのはTPP反対派の常套手段になっていますね。
    これこそがTPPのことを理解していない証拠でもあるのですが、残念なことにそんなことにすら気づけないほど洗脳に近い情報操作の虜になっている人が多いようです。
    ご存知のようにISD条項やラチェット条項は参加国全てに平等に適用されますので、二国間条約のようには行かないのが多国間条約の特徴です。
    例えば日本の国民皆保険制度が崩壊するのであれば医療費完全無料のカナダの国民皆保険制度も崩壊することになりますし、社会主義国のベトナムの特殊な国民皆保険制度も崩壊することになります。
    TPP反対派はISD条項やラチェット条項を持ち出しておきながら「日本の~」としているが大間違いで、本来なら「TPP参加国全ての~」としなければならないのです。
    しかし、そのような論調で話を進めると矛盾が表に出てきてしまい主張が破綻してしまうのでできないわけです。

    また、日本のマスコミや一部のコメンテーターなどが騒いでいるようにTPPは参加国に対し他の参加国の知的財産権を厳密に保護するように要求しています。
    これはTPP参加国の企業や個人が他の参加国の知的財産権を不当に利用した製品や商品を作った場合だけではなく、TPPに参加していない第三国の企業や個人がTPP参加国の知的財産権を不当に利用した製品や商品をTPP参加国が輸入した場合も適用され、このような製品や商品を取り締まらないとISD条項によって輸入したTPP参加国政府が当事国以外のTPP参加国で裁かれることになります。
    例えば日本のアニメのコピーDVDを作っているTPP参加国以外の第三国の企業がアメリカにコピーDVDを輸出していた場合、アメリカ政府はコピーDVDの輸入や販売を徹底的に取り締まらないとISD条項に基づいて当事国である日本とアメリカ以外のTPP参加国で日本の会社からアメリカ政府が訴えられることになるのです。
    これがTPPは中国締め出し条約だと言われる所以で、中国や韓国がTPPに参加できない理由でもあるのです。
    (※韓国の場合はサムスン電子のGALAXYシリーズとアメリカのアップル社の問題や農心のセウカンと日本のカルビーのかっぱえびせん等の問題がISD条項に引っ掛かる可能性が高い)

  • 匿名

    頭、お花畑。

    >また、アメリカ自身も日本に対し、TPPで医療保険制度の民営化や混合診療は要求しないと明言しているくらいです。

    世論が反発したから方針転換、そう変えましたよね。
    その代わり、たっかい薬をどんどん売る予定。
    内部から医療保険制度が崩壊していきますわ。
    ISD条項、怖いですよねぇ。

    そしてTPPの詳細は政治家は見れないけど、大企業のえらいさん達は見れるようになってると。
    アメリカがどうこうというより、グローバル企業や資本家が世界を制するようになりますね。

  • 匿名

    日付がないけど、TPP内容はすでに公開されていて、それを見たから解説してる人が居るって時期だよねこれ。
    ここで反対してる人は、公開されてる中身も見ずに、わけのわからない事を言ってるね。

    >TPPは中国締め出し条約
    だから中身も見ずに批判し続けるって、馬鹿のふりした悪者工作員だな。

    TPPは日本が圧倒的に有利。どう勝つか、を今から全力で考えていく時期。陰謀論言ってる人に足引っ張られてる場合じゃない。

  • あべやめろ

    結局、アメリカの一人勝ち

    日本は大企業は潤う
    自公、維新も潤う
    安倍一派はもっと潤う
    食料自給率はジリ貧
    国民の安全、安泰、安定は無視
    選挙で抵抗しないと大変だぞ

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